パズルは「脳を活性化させるため、子どもの成長にはとても有効的な遊び」と言われ、指先が器用さ、観察力、想像力、集中力、記憶力等に効果があります。
ピースをはめたり、はずしたりなど、手や指を動かすことで、しだいに細かな作業を行えるよう、指先の器用さを養います。
出来上がりの絵をしっかりと見て特徴をつかまないとパズルの完成はできません。また、組み立てているときも、「この柄はここにあった」や「こっちはこうだった」などしっかりと観察して見極めていく力が必要になってきます。その為パズル遊びをしていると観察力が徐々についていきます。
パズルの絵柄などイメージして組み立てていき、完成させるためにはそのイメージを保ったまま組み立てていく必要があります。イメージをしながら組み立てていくときに想像力が問われることになり、遊んでいる中で力がついていきます。
パズルは「完成させたい」という思いから、じっくりと遊ぶ経験をすることになります。夢中で遊ぶという経験をたくさん積むことによって、それが「集中している」という経験になり結果として集中力の向上につながっていきます。
観察力、想像力ともつながってくるのですが、「最初に見た絵柄を覚える力」や「その絵を思いだす力」などはすべて記憶力とつながっています。
このようにパズルには5つの効果がありますが、スモールステップで簡単なパズルから始めることにより、自己肯定感を高めながら行うことがさらなる効果に繋がります。