スモールステップ

 私たちも仕事や普段の生活の中でも目標を設定することはあると思います。

 例えばダイエット!「5キロ痩せよう」と目標を立ててもなかなか達成することが難しく、戦意喪失してしまうことありませんか?でも「1キロ痩せよう」と目標を設定することで、達成できるかもと感じてしまいます。

 つまり、本人がやる気になるぐらいの“適度な目標”を設定することが肝要となります。

 療育においても同様です。その子どもがどんな目標だったらがんばれるかを見極めて目標を設定します。

 子ども自身が「できた!」と達成感を感じることが適度にあると達成意欲が増します。一方で、目標は高くはないが「できた!」と感じるまでに時間を要するものであれば、子どもの達成意欲は段々と低下していきます。

 つまり、目標はがんばれる目標であり、かつ小刻みに設定する「スモールステップ」である必要があります。

 また、子どもにとっては、できた時に『褒めらる』ことによって、達成感を感じることができます。

 たくさんの小さな「できた!」が結果として大きな目標達成に繋がります。たくさんの「褒め」を積み上げましょう!